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対人恐怖症と自己臭恐怖

自己臭恐怖とは、自分の体から実際には何もないのに臭いが発散しているため周りの人に迷惑をかけていると思い込むもので、それに基づく周囲の人がいやな顔をする、部屋の窓を開けたりする、鼻をこすったりなどと間違った主張をして、自分は臭いのだと自己臭恐怖に陥るのです。赤面をしても女性の場合には、周りが自然のものと受け止め、それに逆らう気持ちが本人にも少ないので心理的葛藤の赤面恐怖ということを起こすことがないと言われています。しかし、時代の変化から近年では、赤面恐怖は少なくなっているそうです。

他人に赤面恐怖が見られることの不安であったのに対し、自己視線恐怖とは他人のことを見てしまうことの不安なのです。自分の視線を他人と会話するときにどこに置いたらいいのか、自分の目つきが悪くなって相手に不快な感じを与えていないか、相手のどこを見たらいいのか、相手が自分を嫌がって視線をそらされるのではないかなどと不安になります。自分の視線で相手が傷つついてしなうのではないか、嫌な思いをするのではないか、などと結果的に相手に嫌われるのではないかという思いから、相手の顔を見ることができなくなります。このことを正視恐怖というのです。その他、醜形恐怖や自己臭恐怖と呼ばれているものもあります。

醜形恐怖は、自分の目付きがきつい、マユ毛がおかしい、鼻の形がいやだ、バランスが悪いなど自分の顔が醜いことで他人に嫌われると思い込むものです。そのため形成外科などで整形手術を希望するといったケースもあります。醜形恐怖も自己臭恐怖も訴えが確信的で、妄想的色彩を帯びることがあります。人によっては家族さえも避けて、自分の部屋に閉じこもってしまうケースもあります。一般的に対人恐怖症の人は同姓、同年代、小グループによる仲間付き合いが苦手と言われています。特に、見知らぬ人でも親しい人でもない知り合い程度の人と交わることが苦痛になります。対人恐怖の原因には大雑把に分けると二つあり、一つは元々対人恐怖傾向であり内弁慶や引っ込み思案な性格やナイーブ過ぎる傷付きやすい性格などです。

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