対人恐怖症の方が起こりうる視線恐怖とは、自分の行動が見られているようで落ち着かない、他の人が自分に注目して噂をしているような気がするなどといった他人の視線が怖いタイプと、相手に自分の視線が不快な感じを与えてしまわないかと恐れるタイプの両方があります。前者は重症であり妄想的になりますと、統合失調症などの別の病気になる可能性もでてきます。神経質症状のうち、対人恐怖と視線恐怖は特に多い神経質症状です。しかし、少しも対人恐怖を持たない人というのは極めて稀なもので、むしろそんな人は少し変人であると言ってもいいくらいのものです。
普通の人は、ある程度の対人恐怖が多かれ少かれあるのは当然のことですから、特に不思議とも思わずに暮らして行くものです。指圧が視線恐怖の改善に効果的です。自律神経を整えることで、焦った気持ちから発生するストレスを取り除くのです。リラックスする効果のあるツボは、天柱(てんちゅう)、百会(ひゃくえ)、身柱(しんちゅう)、大椎(だいつい)、合谷(ごうこく)、腎兪(じんゆ) 、心兪(しんゆ)、肓兪(こうゆ)、ダン中(だんちゅう)、中カン(ちゅうかん)、築賓(ちくひん)、関元(かんげん)、太谿(たいけい) 、三陰交(さんいんこう)です。
思春期妄想症とも呼ばれる妄想型は、対人恐怖症の症状が進んだ状態なのです。判定の基準としては、ある特定の身体部位、もしくは自己視線、醜貌身体感覚、臭いに結びついている自分の身体に欠陥があるという確信を持ちます。そのために、不快感や害を周囲の人に与えているという妄想的な確信を持つのです。それによって、いつも自分のことを周囲の人が避けるということを、妄想して確信してしまうようになるという点があります。
NLPの変換の技法は、恐怖から逃れるのにとても役立つこととされています。このスキルは、セミナーの聴衆の目の前でリチャード・バンドラー氏がよく行う方法で、ポジティブで良いイメージとネガティブなイメージとを一瞬のうちに変換して、入れ替えるというものです。対人恐怖症になりやすい性格の傾向としては、自分の意見や考えを周りと比べて、価値判断しやすい内向的な性格や、潜在意識的には優越欲求や自己顕示欲求が強いのにもかかわらず、それを前に出して主張できないといった少し臆病な性格の人が対人恐怖になりやすいようです。